10社に7社が採用広報を取り入れている!採用活動の未来を大きく変える採用広報とは

採用広報とは、潜在的な求職者へ自社を正しく認知してもらい、就職先の候補としてアプローチすることを目的とした、新しい採用活動です。

近ごろではSNSを活用した採用広報も行われており、企業の理念や会社概要ばかりではなく、社内の雰囲気や実際に企業で働く人たちの様子がわかるので、求職者にとって、企業を身近に感じられるでしょう。


なぜ採用広報が必要なのか

情報発信方法もターゲットに合わせる

国内の労働人口は、少子高齢化に加え、コロナの影響で減少傾向にあります。

しかし、2021年9月の有効求人倍率を見ると全国平均で1.16倍と上がっており、特に飲食業界などでは人材が飽和している状態で苦戦していますが、前年度の同じ月と比較すると、ほとんどの業界で求職者側の売り手市場となってきました。(2021年10月厚生労働省発表による)

売り手市場の今こそ求職者に自社を知ってもらうための採用活動を行い、求職者を逃さないように企業のファンづくりが必要です。

さらに、積極的な採用活動を続けて、求職者とのタッチポイントを増やすことも求められます。そのすべてについて有効な方法が、採用広報なのです。

採用広報によって求職者に自社を知ってもらうことは、企業理念をはじめ、業務内容、福利厚生などの会社情報とともに、どんな人がどのように働いているかということも伝えられます。

なぜかというと、採用広報は、コーポレートサイトやオウンドメディア、SNS(Twitter・Instagram・TikTokなど)等、発信媒体を問わないからです。

求職者は利用しやすいツールで企業について知ることができるので、企業の認知度拡大が可能です。また、採用広報で発信された情報に求職者が惹かれるポイントがあればあるほど、企業のファンを獲得しやすくなります。

企業は、働き手の減少を考慮した上で獲得した人材のミスマッチをなくし、入社1〜2年以内の離職者を減らしたい、と考えています。

その方法として採用広報があり、表面上、外からは見えない社内や既存社員の雰囲気を知ることで、求職者の共感や好感を得ることができ、応募につながりやすくなります。

採用広報で発信した情報を見て入社する求職者は、あらかじめ企業について理解しているので「想像と違う、こんなはずではなかった」という入社前後のギャップが減り、早期離職の軽減が可能になります。


採用広報は未来に向けた情報発信

ブランディング戦略は認知向上に欠かせない

採用広報は即効性があるものではなく、情報の積み重ねで求職者や採用状況に効果を生み出していく採用活動です。

現在の企業の業務内容、社内の様子などに加え、過去に掲載した採用広報の情報も、就活中の求職者ばかりではなく、将来の応募者にとっても必要なものです。

自社サイト内での採用広報には掲載期限がないので、企業の業務内容や社内の様子、取り組みを蓄積することができ、採用広報で現在の情報を残しておくことで、これからの求職者の情報収集を助けることができます。

過去に何をしていたのか、過去と今ではこの会社はどのように変化しているのか、など、表面上ではわからない企業の内部について、過去の情報から遡って知ることができるので、求職者の興味を惹く内容があれば、就職先の候補のひとつになる可能性があります。


採用広報のメリットとデメリット

採用広報には、どのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。詳しく解説します。


採用広報のメリット

採用広報によるメリットは、まず、自社の認知度を高められることです。

コーポレートサイトやオウンドメディア、SNSなどで、企業の基本情報、理念、事業内容に加え、求める人物像などの情報を採用広報として継続的に発信していけば、 自社の認知度を高められるうえ、選考時に改めて自社のことを話す時間が削減できます。

採用広報を見た求職者は企業に魅力を感じ、価値観や文化に共感して応募するため、採用のミスマッチを防ぐことができ、人材選考の迅速化が期待できます。また、採用広報で発信した情報から応募者を募ることで、採用コストを抑えることも可能です。

既存社員が採用広報の情報を発信・読むことに携わることで、改めて企業の理念やビジョン、価値観を再認識し、企業に対するエンゲージメント(愛着)が高まります。

特に、社員インタビューではこの企業で働く理由が明確になり、仕事に対するモチベーションが向上します。

エンゲージメントやモチベーションが向上することで、自ら考えて動くようになり、SNSなどで自発的に自社の魅力を発信したり、親しい友人や知人を紹介したりするリファラル採用もより活性化していきます。

求職者と社内への同時発信が可能な採用広報は、継続することで、双方に効果をもたらすことができることが大きなメリットです。


採用広報のデメリット

さきほど述べたように、メリットの多い採用広報ですが、即効性が望めないというデメリットがあります。

そのほか、運用を継続的に実施するには人手や時間といったリソースが必要で、情報発信に関する話題や求職者の傾向(価値観や共感ポイント等)の情報収集が不可欠なので、手間もかかります。


中長期的に見ても採用広報のメリットは大きい

このように、採用広報にはメリットとデメリットがありますが、比較するとメリットの方がデメリットをはるかに上回ります。

採用広報を継続していくことは、求職者への情報提供ばかりではなく、既存社員へアプローチすることによる効果も大いに期待できるので、将来的に考慮してもメリットの方が大きい、といえます。


Fancaの採用広報 導入事例

ターゲットとなる人材を獲得するには

採用広報を取り入れている事例として、いくつかご紹介します。


株式会社オーソリティー空調

株式会社オーソリティー空調

川崎市を中心に空調の施工をしている会社です。「若手の社員を採用したい」という想いから、Fancaを導入していただきました。若手社員のインタビューはもちろん、施工現場の様子を取り上げることで、入社後のイメージをしやすいような内容になっています。


株式会社LAKA

株式会社LAKA

Webデザイン制作をはじめ、名刺やポスターなど紙媒体の制作も行なっている会社です。事業拡大に伴い「一緒に会社を創っていける仲間が欲しい」という想いでFancaを導入していただきました。代表の設立への想いやビジョン、新しいことにチャレンジしている社員の様子を発信しています。


株式会社ペイクス

株式会社ペイクス

ペイクスでも社員インタビューや福利厚生を紹介した記事を掲載しています。求職者や新卒の方が「この企業は面白いな」「一緒に仕事してみたいな」「ここで働いてみたいな」と思ってもらえるよう工夫を凝らして、記事を執筆しています。


採用広報支援サービス【Fanca(ファンカ)】で採用活動を促進

採用広報にはメリットが多いので取り入れてみたい、と思っても、何からどう始めたらいいのかわからない…そういったご相談は、Fancaがお受けします。

Fancaとは、ペイクスが行っている、企業の採用広報を代行する「記事制作サービス」です。企業の魅力を記事コンテンツとして発信、採用広報のデメリットとなる稼働コストは、Fancaが運用します。

ご紹介しました参考事例以外にも、当社のナレッジから貴社に合わせた記事内容をご提案いたしますので、ぜひ一度、ご相談ください。

貴社の採用活動促進を応援します!

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