採用広報をはじめるとどう変わる?ペイクスの成功談と失敗談を紹介します!

はじめまして。ペイクスパートナーのつついです。
このたびインタビューライターとしてペイクスに参加することになりました!
最初の記事執筆ということで、採用広報についてよ〜く知るために、代表の田島さんやメンバーにインタビューをしました!
よろしくお願いします。



さて、最近「採用広報」という言葉をよく耳にするようになりました。

人手不足のいま、有名企業でも採用目標人数を達成するのが難しいと言われています。
難しいのは、条件や社内制度をよくしてもそれだけでいい人が来てくれるとは限らないから。
だから広報で採用の課題を解決していこう、という流れになっているんですね。

とはいえ、採用広報って大変そう。
何から手をつけていいのかわからない。
そもそも、人を割けない。

そんなお悩みを持つ人事・採用担当者の方に向けて、ペイクスの採用広報の成功談と失敗談を交えながら、採用広報でどう変わるのかをお伝えします。


採用広報やブランディングを始めるきっかけ

田島さん


「採用広報でブランディングをはじめてみたい」と思っている方のために、田島自身の採用の失敗談と成功談をご紹介します。

高校卒業後、美容師をはじめさまざまな仕事を経験した田島。
ペイクス設立までのストーリーはこちらの記事をご覧ください。


福利厚生や制度改革での離職低下は一時的

人の大切さは早くから認識していた田島ですが、課題が明確になったのは友人の会社を手伝っていたときのことでした。

webマーケティングの知見と会社経営の経験を生かして、人事・採用・経営企画も兼任したところ、どんどん売上を作ることができたといいます。

さらに事業を大きくするため、ブランディングの手法を取り入れアピールポイントを積極的に発信。
その後、求人広告を出してみると以前と比べて5〜10倍の応募がありました。
大きな変化を目の当たりにして、田島は発信の重要性を認識します。

ところが、その会社は離職率が90%以上という課題を抱えていました。
「福利厚生や制度を魅力的なものにして、辞めない会社にすればいい。」そう考えた田島は、社内制度を一新します。
すると離職率は大幅に下がりました。


定着率アップには社員に向けたインナーブランディングも

しかし、制度だけで社員の定着率を高めることはできませんでした。
しばらくするとまた離職者が増えてきたのです。退職理由を聞くと、次のような答えが返ってきたといいます。

「思っていたのと違いました。」

そこではじめて田島はいいことばかりの発信に問題があったことに気づきます。
同時に人材を定着させるには、仕事の難しいところや経営陣の考え方など社内に向けたインナーブランディングが必要だったのです。
社内報などがインナーブランディングの一例ですね。

その後、社員が働きやすい環境づくりを進めていきます。
同時に自社サイトで採用広報をすることで、求人広告を利用しなくても十分な応募者を集められるようになりました。


ペイクスの成功談と失敗談

ペイクスメンバー


ここまでの話をふまえると、「採用広報=発信」と考える人もいらっしゃるのではないでしょうか?
特にお金をかけずにスタートできるSNSやオウンドメディアはとてもよい方法です。

でも、「とにかく発信」すればよいわけでもありません。
ペイクスの事例を見ていきましょう。


ユニークな会社アピールが生んだギャップ

47都道府県採用


会社の成長に人の存在が欠かせない、と考えるペイクスは2021年の設立時から自社の採用にも力を入れてきました。
働く人から見て魅力的な会社であることをアピールしたかったので、はじめはフルリモートで働けることや、福利厚生制度の紹介をメインに発信していたそうです。
メンバーの仲がよく、わきあいあいとした雰囲気が伝わるように。

ところが、そこに課題がありました。

ペイクスは「メンバーの仲がよく」「働きやすい」会社ではあるのですが、スタートアップ企業でもあります。
業務内容が明確な大手企業と違ってメンバーのマルチタスクは当たり前で、ものすごいスピードで仕事が進んでいく環境でした。

フルリモートやスーパーフレックスなど、働く環境や条件面に惹かれて応募する人は、実際に自走が求められる環境にギャップを感じてしまうことが予想できました。
この一件を通じてペイクスメンバーは、発信内容を工夫していかなければいけないことを学びました。


会社の考え方・価値観を発信したら応募者が変わった

記事イメージ画像


そこでペイカツブログの方向性を変えることにしました。
ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の座談会の様子や、イベントレポートなど仕事に直結する内容や、会社の考え方を多めに発信するように。
するとHR領域の課題を認識している人事・採用担当者がペイクスに興味を持ってくれるようになりました。

実はペイクスで広報/PRディレクターを担うぽーさんもそのひとりです。


前職のエンジニアリング会社で新卒の採用を担当していたものの、会社の考え方との違いを感じていました。
そんな彼女がペイクスに入社することになったのは、採用の課題を解決したいという事業やメンバーの想いに共感したからです。

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ペイクスが発信する情報と自分の考えや価値観と照らし合わせながらよ〜く考えることができたので、入社前後のギャップはありませんでした!


情報発信は、発信することと同じくらいに中身も大事です。現在、ペイクスではこのペイカツブログが採用時の重要な役割を担っていると考えています。


s_iconぽー
求職者にとって働く環境や条件は重要ですが、私達はそれ以上に会社の考え方や価値観に共感してくれる方と一緒に仕事がしたいと考えています。
お話しすればその方がどのくらいペイクスに興味を持ってくださっているかがわかるので、ブログは判断材料のひとつとなっていますよ!


採用広報のデメリットをどう考える?

採用の課題を広報で解決、というと魔法のように聞こえるかもしれませんが、デメリットがないわけではありません。

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実際、採用広報はカンタンではありません。
大変だと思っている会社がほとんどだと思います。
しかし、会社が人を採用するのは、売上を立て、利益を上げるためですよね。
長い目で見れば、自社にマッチした人材・すぐ辞めない人材に来てもらえるなら、採用広報を頑張るのはムダではないはずです。

採用広報をはじめる上でのデメリットとして大きくふたつが挙げられます。
ひとつは効果が出るまでに時間がかかること、もうひとつは明確なやり方がわからないことです。
ではこのデメリットの解決策を考えてみましょう。


求人広告・人材紹介と合わせ技もOK

まず、採用広報の効果が出るまでに時間がかかることについて、どのように考えればいいのでしょう?
そんな時は、スピーディーに人材を採用できる求人広告や人材紹介サービスとの合わせ技を検討してみましょう!

採用広報を始めてから最初の半年〜1年は、効果を実感するまでにやはり時間がかかります。
最初は、これまで活用していた求人広告や人材紹介のサービスと併用することで、採用広報のコンテンツをためながら、採用目標の達成も目指すことができます。
さらに、採用広報と併用することで、求人広告や人材紹介サービス経由の応募者の歩留まり改善や、内定承諾率のアップを期待できます。

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求人広告や人材紹介サービスと採用広報は、用途が違います。
良い悪いではないんです。
幹部候補やハイクラス人材の採用には人材紹介の方が適しているといえます。
一般的な採用シーンを考えたときに大きく違うのは、求人広告や人材紹介サービスはお金がかかることですね。
サービスを利用しているうちは人を採用できますが、利用をやめれば採用できなくなります。
一方、採用広報は積み上げです。
はじめるには準備が必要ですし、効果が出るまでにも時間がかかりますが、少しサボっても採用活動に大きな影響を及ぼすことはありません。
採用に多くの予算を割くことが難しい会社でも、取り組むことができますよ。


採用広報のノウハウを他社から学ぶ

もうひとつのデメリットである、採用広報のやり方がわからない!というデメリットについて。
社内に採用広報の知識や経験があるメンバーがいない!
そもそも採用をなんとなく毎年同じようにやっていて、今更新しいことを始めたくてもどうしたらいいかわからない!
というケースも多いのではないでしょうか。

そんな時は・・・

①他社の採用広報を研究する

まずは、情報収集も兼ねて、採用広報を上手に行い採用成功している他社の真似をしてみましょう。
採用サービスであるWantedlyや企業公式noteを運用している企業、また採用オウンドメディアに自社コンテンツを掲載している企業など、無料で様々な事例を見ることができます。
最初は他社の採用広報を研究し、それを自社流にアレンジして採用広報を始めてみるのもひとつの手ですよね。

②自社で自走できるまで、採用広報のプロに依頼する

日々の採用活動や業務が忙しく、他社の採用広報を研究する時間も、それを実践するリソースもない!
そんな時は採用広報の知識を豊富に持っているプロに依頼しましょう。
最初はプロと一緒に採用広報の戦略設計をし、知識を十分に蓄え、ゆくゆくは自社で自走できるように準備を進めましょう!


採用広報はネガティブな退職を減らせる

ポイント


では、採用広報のメリットは・・・?
やはり、ネガティブな退職を減らせること!

採用が難しくなっているいま、大金をかけても自社にマッチした人材を獲得できる保証はありません。
せっかく採用した人が辞めてしまったら、会社にとっても本人にとっても不幸なことですよね。
繰り返しになりますが、働く人にとって仕事の内容や福利厚生・給与は重要です。
しかし「条件」に魅力を感じて来た人は、それを会社が維持できなくなったら離れていくかもしれません。

だから、会社の考え方・価値観を地道に伝える採用広報が大事なのです。
採用広報で会社はどう変わるでしょうか。

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まず、ミスマッチが減ります。
会社のMVVに共感した人が集まれば、職場の人間関係も良好に保ちやすいでしょう。
結果的に、ネガティブな退職が減り、社員が働きやすい会社は業績アップも期待できます。


採用広報はいいことしかないと言っても過言ではありません!


採用広報も数値化できる。ペイクスの強み

最後にペイクスの強みを紹介させてください。

「採用広報は数値化が難しい」と言われています。
しかし、webマーケティングの知見を持つペイクスは採用広報も数値化し、戦略的な発信ができるのが強みです。
自社にマッチする人物像から、発信内容もコントロールしていきましょう。

採用広報は筋トレやダイエットと同じ。毎日少しずつやっていくことがとても大切です。

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”どうすればいいかわからない”そんなときはまずはペイクスの無料相談をご活用ください。
1時間で課題のヒアリングから、簡単な戦略設計まで惜しみなくお話しします。
ペイクスは、採用広報が採用、もっといえば経営につながることを理解している会社に利用していただきたいです。
特に採用広報をはじめたいけど、やり方がわからない。
そんなお悩みには、自社で採用広報ができる人材の育成まで、全面的にバックアップいたします!


効果を実感できるまでに時間がかかり、やり方も明確でない採用広報。そんな採用広報で本当に難しいのは「続けること」です。

ペイクスと続けるための仕組みづくりをはじめませんか?

つつい

つつい

半導体の特許翻訳者→国交省職員→保険の法人営業→フリーライターといろんな業種・働き方をした(している)人。共通点は複雑なものを伝えること。言葉の力を信じています。

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