採用広報は求職者のニーズに合わせた情報発信をすること

採用広報の目的は、「求人媒体では掲載しきれない自社の魅力を伝え、それにより自社が本当に必要とする人材を採用すること」も1つです。

その目的を達成するためには、求職者が求める情報、ニーズを正しく発信することが大切です。

求職者は入社を決める前に、できる限り入社したいと思っている企業の情報を多く収集したいと考えるため、自社の魅力、価値観、自社でのやりがい等の情報をしっかりと発信していきましょう。

この記事では、求職者の求める情報とはなにか、そのために何ができるのかについてご紹介します。

求職者は何を考えて、どのような情報を探しているのか

求職者が入社する会社を決める際には、これまでに発信されている情報を参考にします。大きく分けると、「会社の情報」「業務内容」「職場環境」について詳しい情報を求めています。

まずは会社の情報ですが、どのような事業を展開している会社なのかという点を求めているものです。たとえば保険会社だとしても、法人向けか個人向けかといったことも企業ごとに違います。

また、営業職の場合には、法人営業なのか、個人営業なのか、それともルート営業なのかといった違いについても記載する必要があります。

次に仕事の方法についてですが、こちらは実際にどのような仕事をするのかというものです。求職者は事前に仕事の内容をイメージしておきたいと思っているため、具体的に記載するのが好ましいでしょう。

特に「入社してからイメージと違った」という理由での離職を避けたいというニーズがあるため、求職者は意識的に見ているポイントになります。

そして働く環境についてですが、実際に働く会社内について情報を知りたいとの声も多くあります。

具体的には「実際にはどのような人たちと働くのか」「キャリアアップ制度はどうなっているのか」「待遇や休日はどうなっているのか」という点です。

この点に関しては、長期間働く会社を選ぶために欠かせない情報になるため、実際の社員の声を掲載しても良いでしょう。

入社しないとわからない情報は求職者からのニーズが高い

求職者は候補としている企業の情報は隅々まで収集します。最近では大手求人媒体やコーポレートサイト、採用オウンドメディアだけではなく、SNS(TwitterやInstagramなど)をチェックしている求職者も増えています。

その中でも特にニーズが高い情報は「入社しないとわからない情報」です。

コーポレートサイトや採用オウンドメディアに関しては、企業側目線で作られていることも多く、求職者目線で情報展開できていない場合はニーズに応えきれていないと考えられます。

そのためできる限り表面上では見えにくい社内情報を得ようと、SNSや口コミサイトを見る傾向があります。つまり求職者にとって、入社しないとわからない情報は非常に価値が高いと言えます。

その点に意識した採用オウンドメディアを制作することで、求職者のニーズを満たしやすくなります。

ニーズに応える情報を発信するには?

求職者のニーズを理解したら、積極的に情報を発信していく必要があります。まずは「会社の情報」「業務内容」「環境」について情報をまとめておきます。

求職者は、「これはいつの時点での情報か」という点も見ているため、採用オウンドメディアに掲載する情報は常に最新のものにしておくことが大切です。

そして求職者の知りたい情報である「入社しないとわからない情報」についても積極的に掲載することで、ページへのアクセスを増やし、結果的に入社意欲を高めることに繋がります。

できる限り多くの社員に参加してもらい、社員インタビューを制作することがオススメです。

その内容としては、「入社何年目なのか」「どのような仕事をしているのか」「どういうキャリアステップを踏んだか」といった情報はもちろんですが、「どういう考えを持って働いているのか」という生の声を載せることが大切です。

そうした情報は求職者にとっては、自身が働く上でのイメージをしやすくなるためニーズが高いものになります。情報は多いほうが好ましいため、多くの社員に参加してもらい、制作すると良いでしょう。

社長の想いも発信できると、より求職者に伝わりやすいものになります。

情報を発信する上でいちばん大切なのは、担当者だけではなく、社員全員で作り上げる意識を持つことです。参加する人数が多いほど熱のこもった良い情報を発信することができるでしょう。

採用オウンドメディアは作って終わりではない

採用オウンドメディアは作って終わりではない

企業ホームページは、一度完成すれば大きく情報を更新する頻度は高くありません。会社の情報については大きな変化は稀で、ときどき新着情報を載せる程度で終わる場合がほとんどです。

一方採用オウンドメディアに関しては、作って終わりではありません。採用市場は常に変化しており、求職者も常に新しい情報を知りたいと考えています。

そのため一度作ったからと満足し、更新を止めてしまうと求職者のニーズを満たすことができません。

採用オウンドメディアを訪れた際に情報が古いままだった場合には、求職者から疑念を抱かれてしまう可能性もあります。また新卒採用だけではなく、中途採用も進めるのであれば、情報の更新は必須です。

そのため採用市場の動向をチェックしながら、常に更新できる体制を整えておきましょう。

定期的に情報を更新して社内の情報を知ってもらう

求職者は常に最新の情報を知りたいと思っています。そのため社内の情報を定期的に掲載し、更新して行くことが大切です。社内イベントの様子を掲載するのもオススメです。

「社内で表彰式をおこなった」「イベントで〇〇へ行った」「福利厚生を利用して、こういうことをした」といった情報は、通常なかなか目にすることができないため、求職者にとって非常に有益な情報です。

また社内の雰囲気も伝わるため、「入社してから会社の雰囲気についていけなかった」「イメージしていたものと違っていた」という理由での離職を防ぐこともできます。

そうした情報を掲載するために、採用オウンドメディア内にブログを制作する企業も増えているため、人ではかかりますが取り入れてみるのも良いでしょう。

過去に書いた記事は財産となる

採用オウンドメディアにとって、情報の蓄積は財産になります。特にブログのような機能をもたせた場合には、その効果が高まります。

求職者は最新の情報を知りたいと考えていますが、同時に過去の情報についても目を光らせています。なぜなら過去の積み重ねから得られる情報は多く、企業風土や文化を読み取ることができるからです。

そのため常に更新するという意識を持ち、実際の会社の様子を知らせていくことが大切です。

またそうした情報は、入社後のコミュニケーションツールとしても役立ちます。インタビュー記事を見ていた求職者が、入社後にそれを元に話しかけることもできたり、イベント情報について話題にしたりすることも多くあります。

このように過去に書いた記事は財産になるため、更新の頻度を増やし、積み上げていくことが採用オウンドメディアの運営では重要です。

まとめ

今回は採用オウンドメディアについて、求職者の求める情報とはなにか、そのために何ができるのかについて紹介しました。求職者は入社する企業を決める際には、迷うことや不安に感じることが多くあります。

採用オウンドメディアで積極的に情報を発信することで、求職者のそうした感情を払拭することができます。

今回の記事を参考に、求職者の求める情報を掲載する採用オウンドメディアを制作してみてください。

松尾優希

松尾優希

片田舎に住むマーケティングディレクターであり2児の父。スーパー戦隊シリーズとウルトラマンシリーズ、ウイイレ、無双シリーズが大好き。カフェインとカロリーが好物。

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