みなさんこんにちは、りかです!
当記事はMVV決め座談会vol.2です。
MVV決め座談会vol.1から読んでいただくと、より楽しんでいただける内容になっています!
vol.1では、MVVを決める理由や代表の田島からペイクスの誕生秘話、社名・ロゴの由来を教えてもらい、「想い」の共有を行なった座談会の様子をご紹介しました。ぜひご覧ください!
vol.2では、メンバーそれぞれがペイクスについて深掘りし、MVVで伝えたいことの共有を行なった様子をご紹介します!
目次
ペイクスらしさの言語化
Ham
今回の座談会の宿題は、ペイクスについての深掘りとMVVのイメージをまとめてくることだったよね!みんなうまく言語化できた?
ちー
なかなか難しかったですね。ひとりで考えていると、ひとつの方向に考えが突っ走っていくような・・・。
りか
みんなの想いをきいてホッとしたい気持ちでいっぱいです(笑)
さっそくひとりずつ発表していきましょうか!
事業の共通点から考える
りか
まずは私から紹介しますね。
私は、事業の共通点を「PR」と定義してまとめてきました!
ペイクスの事業 | |
ブランディング | 魅力を可視化して、世の中に発信することで差別化を図る 共有意識を社内に浸透させる |
マーケティング | 世の中へのアプローチの方法を模索して顧客の課題解決に向き合う 世の中が知りたい情報を提供してマッチングをはかる |
採用広報支援 | 企業の魅力をありのまま求職者に届けることで、採用のミスマッチを防ぐ |
りか
ペイクスの事業は、大きく分けて3つ。こんな風に、どれもPR(発信すること)が共通していると気づきました。そこで、必然的にミッションやビジョンにも「PR」や「発信」という言葉が入ってくるのかなーと思いました!
ちー
たしかに!
言われてみれば、ペイクスはメンバー全員が広報担当なので、発信することを軸に事業が派生している感じがするかも!
りか
そう!そう思ったら抜け出せなくて(笑)
前回の座談会では、「真価に、進化を_」というキャッチコピーを噛み砕いたものがミッションになるよね、という話だったので、PR(発信)と「真価に、進化を_」をミックスさせてミッション、ビジョンも考えてみました!
ミッション | 顧客の「真価」を発信して「X」と巡り合わせる |
「真価」の発信で「ぴったり」を見つける | |
すでに持っている「真価(魅力)」を余すことなく、ありのまま伝えられている会社はごくわずか。着飾ったPRはミスマッチを引き起こす。顧客や求職者、世の中からのイメージは自ら作るもの、印象は操作するもの。内に秘めた「真価」を発信して、することをお手伝いする会社でありたい。 | |
ビジョン | 人と情報のミスマッチのない社会 |
欲しい人に欲しいものが届く、知りたい人に知りたい情報が届く、採用したい人に出会うなど、世の中の見知らぬ誰か(X)の「〜したい(Want)」や「〜が必要(Need)」がミスマッチなく叶うために、PRを通じて社会に貢献したい。 |
りか
こんなイメージです!意見くださーい!
Ham
ミッションで使われている「X」は、ペイクスの「X」とかけているのかな?
りか
そうです!
前回の座談会で社名の由来の話があがったとき、「Xは未知なるものを表すイニシャル」と聞いて、このミッションを思いつきました。
これから先、どんな方がお客様になるかわからないので、「X」と表現することで対象が広がる感じがしませんか?
たじ
”企業”という言葉を使わないようにして、顧客の対象を広げているのはナイス!ミッションを考える上で、対象を広げることはとても良いこと。
これからどんどん地方創生にも力を入れていきたいし、事業拡大をしていくかもしれないから、広い視野を持って考えていこう!
りか
ビジョンでは、PR(発信)を積み重ねた先で実現したいこと、という方向で考えると、「ミスマッチのない社会」がしっくりきたんですよね!まさに、ペイクスが目指している社会だな〜って!
ちー
私もりか姉と一緒に採用広報支援サービス『Fanca(ファンカ)』というプロジェクトの仕事をしているから、この考え方にはすごく共感できる!
ミスマッチを無くすには、偽りなく、飾らず、ありのままを発信しないといけないから、なかなか難しいんだよね。
りか
そう!私たちはFancaチームなので、どうしても採用関連の思考に寄ってしまいがちなのかも・・・。視野を広げる意味でもみんなの想いを聞きたい!
次はちーちゃん!お願いします!
ペイクスの良さから考える
ちー
はーい!
私は、りか姉のような事業ベースではなく、ざっくりペイクスの良さから考えてみました!
ちーが考えるペイクスの良いところ |
① 「やってみる」精神 ② 共感力の高さ ③ 主体性 ④ 変化を楽しむことができる ⑤ Welcome精神 |
ちー
ペイクスに在籍して1年。私からみた会社の良さはこんなところかなと思っています。
1つ目は言うまでもないんですが、チャレンジ精神の塊のようなメンバーばかり!
私とりか姉は、転職した当初はこの業界の右も左も分からなかったけど、「とりあえずやってみる」で乗り切ってきたよね!
りか
そうだね!やってみないと何が分からないのか、すら気づけなかったよね!
「やってみよう」という1歩目の軽さは ペイクスの文化になるかもしれないね!
ちー
そうそう!
2つ目は、私たちがつくってきた採用広報支援サービス『Fanca』で、”共感”をキーワードにサービスを遂行しているからこそ、社内には「それいいね」「ナイスアイデアだね」という共感の言葉が飛び交っているなーと感じています!
3つ目は、ペイクスはスタートアップ企業なので、”教えてもらうのを待つのではなく自分から求めにいく、探しにいく”、”頼まれたこと以外に何が必要かを考える”という主体性が備わっているメンバーが多いのかな、と。
Ham
主体性にはすごく共感できる!定例MTGや戦略MTGを行なうと、メンバーそれぞれが色々考えながら仕事をしているんだってことがよく伝わってくるよね。頭の中の構想を相談・提案しやすい環境もあるからこそ、主体性が育まれているのかもしれないね!
ちー
定例MTGを週1回、戦略MTGは月1回で行なっていると、モチベーションが高まりますよね!
ちー
4つ目は、設立してからの1年間、いろんな出来事がありましたよね。田島さんが愛してやまない『ナノ・ユニバース』との企画が実現して、オフィシャルウェア手当という福利厚生ができたり、りか姉が地元にUターンしてフルリモート勤務に切り替えたり・・・。変化を柔軟に受け入れて楽しめるメンバーばかりだと思っています!
5つ目は、いつも近くで働いているいいオフィス(コワーキングスペース)の会員さんを誘って会話を楽しんだり、一緒にアイスを食べたり(笑)少しずつ輪が広がって「ほぼペイクス」と呼ばれる仲間がたくさんいること。これこそペイクスのWelcome精神ありきですよね!
たじ
「ほぼペイクス」は、最初こそ面白がってそう呼んでいたけど、そのくらい大袈裟に仲間意識を伝えることで、受け取り手は警戒心なく関わってくれるようになってきたね!
いいオフィスの繋がりから生まれるビジネスに携われているのは、ペイクスのWelcome精神の賜物だと思うよ!
ちー
みなさんと感じていることが一致していてホッとしました〜!
前回の田島さんからの想いとペイクスの良さをもとに、関連するキーワードをまとめてみました!
人間性 | ・主体性 ・行動力 ・共感 ・変化 ・ありのまま |
組織 | ・フラット ・トライアンドエラー ・共感 |
仕事 | ・HR ・PR ・想いをカタチに ・ポテンシャルの発掘 ・ギャップを無くす |
その他 | ・自身の幸せ ・Welcome精神 |
ちー
こんなキーワードを使ってミッションをつくっていきたいなーと思っています!
Hamさんはいかがですかー?
ブランディングの観点から考える
Ham
りか姉とちーちゃんは、『Fanca』に携わっているから、HRに関連する想いがよく現れているね!2人の共有から共通点もたくさん見えて、チームとしてひとつになれているのを感じる!
ここはあえて、HR領域ではなくWebマーケティング全般を担当する僕からの視点を共有できたらなーと思います!
僕は、ペイクスの事業はすべてブランディングから派生していると思ったので、ブランディングを軸に考えてみました!
Hamが考えるブランディングの流れ |
① 認知向上 ② 印象を与える ③ 覚えてもらう ④ 頭の中に定着させる ⑤ 意識に刷り込む |
Ham
ペイクスが展開しているWebマーケティングも、採用広報支援サービスも根っこの部分にはブランディングに基づいた流れがあると思うんだよね。
Ham
僕が担当しているコンテンツマーケティングでは、主にユーザー(読者)の役に立つ情報をコンテンツにして発信しながら、認知向上のためにSEO対策をして検索順位をあげる。
さらに、コンテンツの情報を更新したり、もっとユーザーのニーズに答えられるように書き直し(リライト)もしているんだよね!
コンテンツマーケティングの目的は、例えば「川崎市の空調会社なら、〇〇会社!」というようなイメージづくり。コツコツと継続的にコンテンツづくりを行なっていくことで、ユーザーが企業を認知して、その企業イメージをユーザーに持たせることができる!その結果、問い合わせや見積もり依頼など、契約に繋がる確率をあげるというもの。
ペイクスで言うと、「下北沢のベンチャー企業」「ナノ・ユニバースで撮影してた会社」「採用広報のサービスやってる会社」みたいな印象を持ってもらえるように、自社ブログのペイカツやSNSを使って発信してる!今まさに認知拡大をしている段階だよね!
たじ
そう!
僕がメンバーにSNSを推奨するのは、みんなでペイクスを広めていくことで情報が多方面に拡散して、「ペイクス」という企業名を「なんか聞いたことある」と認知してもらうため。これもブランディング戦略のひとつなんだよね!
Ham
そういうことなんです!
まずは、ペイクスの根源であるブランディング領域から、MVVを考えていこうと思いました。
ミッション | エンドユーザーの頭の中に住み着く |
思い描いたストーリーが頭に住み着く | |
ブランディング事業を展開する企業だからこそ、クライアントの顧客(エンドユーザー)に対してブランドイメージを提供する。HR領域で言うなら、求職者が抱く企業のイメージをクライアントを一緒に創りだしていくようなイメージ。 | |
ビジョン | 虚偽と嘘のない世界 |
これは特にコンテンツマーケや採用広報で言えることだけど、嘘やでたらめ、必要以上に着飾ったり情報を盛ったりすると、ブーメランのように後から痛い目をみることになる。一度Web上に掲載された情報は、一切無かったことにするのは難しいから、最初から嘘のない、そのまま、ありのままで勝負できる世界を目指していくという意味合い。 |
Ham
ちーちゃんやりか姉とは、違う切り口です!
こんな考え方は、どうでしょうか?
りか
1年間一緒に働いてきたメンバーでも、こんなにも視点が違うんですね!おもしろい!
2人のMVVに込めたい想いにはとても共感できるので、全部を含めたMVVを作りたいくらいです(笑)
でも会社としてMVVでどう見せたいのか、ペイクスの何を伝えたいのかという方向性を定めていく必要がありますよね!
代表がイメージするMVVとは
りか
田島さんはメンバーからの想いの共有を受けて、率直にいかがでしょうか?
たじ
打ち合わせなしに、こんなにバラバラの視点で考えを持ってくるなんてみんならしいね!メンバーそれぞれの人柄がよく見える!
まず、ミッションっていうのは、ある程度キャッチーであることが多い!いろんな企業のミッションをみてみると、韻が踏んであったり、ワードセンスが輝いていたり、その企業らしさを表すフレーズが含まれていたり・・・。
言葉のチョイスが重要になるものだと思ってる!せっかく作るなら、かっこよくてペイクスっぽいやつを作りたいじゃん?
それでいくと、りかの顧客の「真価」を発信して「X」と巡り会わせるっていうミッションは、ミッションの原案っぽいかな!事業の共通点から深掘りして考える視点も良いと思うから、これをミッションの原案としてさらにブラッシュアップしていくイメージ。
文字数は20文字前後でちょうど良いね!
りか
今のところ、ワードセンスのカケラもないですね(笑)
私がペイクスの社名の由来から気に入って持ってきた「X」も説明が必要なワードなんですよね。ミッションは会社の使命を言語化するものなのに、ひと目で理解できないものだと難しいですね〜・・・!
たじ
2つ目のミッションの「ぴったり」っていう表現は、すごくイメージがしやすいし、キャッチーで良いと思うよ!誰が読んでもなんとなくイメージができるミッションがいいね!
たじ
ちーが出したキーワードでいうと、”ポテンシャル”は、「真価」という言葉で言い換えられてて、社外からみても理解しやすいね!
Ham
ポテンシャルって言葉は、ポテンシャル採用という言葉でも使われているくらい浸透していますよね!つまり、のびしろってことですよね!
たじ
のびしろですねぇ(笑)
ちー
”魅力”とすると、どうしても良いところを探そうとしてしまいますが、ポテンシャルは潜在価値という意味があるので、良いところだけとは限らないことが伝えられますよね!
たじ
そうだね!
強いていえば、Hamが考えたビジョンにある”虚偽”や”嘘”っていうマイナスな言葉はあんまり使いたくないかな〜。MVVは文字数が限られているから、ポジディブな言葉で表現したい!
MVVって全部決めなきゃいけないの?
Ham
ところで、MVVっていつもセットなイメージなんですが、すべてを定義する必要があるんですか?
たじ
ないよ!
今回ペイクスで決めるのは、ミッションとバリューで良いかな?
ビジョンは、あまりにも遠すぎて、普段から意識していられないからね(笑)もっと影響力を持ったり、規模が拡大していった時に定義するくらいで十分だと思う!
りか
そうなんですね!
では、次回から本格的にミッションを決めていきましょうか!
ちー
次回の宿題はどうしますか?
たじ
今日の座談会の内容を踏まえて、今考えられる一番良いミッションとその概要文をみてみたい!
りか
いいですね〜!
みなさん、渾身のミッションを絞り出してきましょう!
たじ
思いがけないタイミングでアイデアが降ってくることもあるから、いつでもメモできるようにしておいた方がいい!と経験者は語る・・・(笑)
ちー
思いついたらすぐメモる!これを徹底していきましょう!
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vol.2はここまで!
いかがでしたか?
vol.1では、代表の会社設立への想いの共有。
そしてvol.2では、メンバーの会社に対する想いについてご紹介しました!
いろんな角度から当社を知っていただける内容になったかと思います!
自分とは違う視点を持つメンバーの会社に対する想いを聞くことで、改めて気づくこともあり、もっと会社のことを好きになれた座談会でした!
次回からは、約1ヶ月に渡ってミッションのアイデアを出し合い、ブラッシュアップしていく様子をご紹介します!
このブラッシュアップ期間では、初期メンバーが頭を抱える場面もちらほら・・・。そんなときにスッと道を開いてくれるのは、当社メンバーからの信頼がアツいMrs.R!
「Mrs.Rとは誰なのか」というところにも、ぜひ注目していただきたいです!
MVV決め座談会vol.3はこちら!