みなさんこんにちは!りかです!
この度、株式会社ペイクスから大切なご報告です!
当社は2期目に突入し、これを機にミッション・ビジョン・バリューを決めていきたいと思います!
なぜ、これまでミッション・ビジョン・バリューを掲げずにやってこれたかと言うと、メンバー同士の距離感が近かったから。出社した日は、みんなでランチをともにするくらい同じ時間を共有していました。でもこれは、今の人数・規模感だからできていること。
今後、日本全国で採用活動をしていく当社では、日本各地でフルリモートワークをする仲間が増えていくことが予想されます。組織の核となるミッション・ビジョン・バリューを掲げて、2期目もたくさんの仲間と突っ走っていくために、今こそ方向性を言語化しよう!
ということで、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)決め座談会をシリーズ化してお届けします!
シリーズ第1弾では、MVVを決める理由やMVVと混同されるキャッチコピーとの違いを解説します!
さらに、代表の田島にペイクスの誕生秘話を聞いたり、社名やロゴの由来を教えてもらったり、と「想い」の共有を行なった座談会の様子をご紹介します!
ぜひ最後までご覧ください!
目次
MVVとは?
みなさんはMVVとはなんのことか、ご存じでしょうか?
私は、今回の座談会のためのリサーチした時に初めて理解しました(小声)
座談会の様子をご紹介する前に・・・、
勉強したてほやほやの私からみなさんにMVVについて解説します!
そもそもMVVとは、ミッション(Misson)・ビジョン(Vision)・バリュー(Value)の頭文字をとった略語です!マーケティング業界には英語3単語で表す言葉が多すぎます。なにかと英単語で説明したがる人もいますよね(偏見)
MVVがミッション・ビジョン・バリューのことだとわかったところで、それぞれがどんなものか理解できていますか?
私もこの3つの違いを理解するのには苦戦しました。今でも気を抜くと混乱します(笑)
いろんな解説がありますが、今回は私が理解した方法でみなさんにお伝えしますね!
※自己流のため、MVVの順番が前後します!
■ビジョン
ビジョンとは、企業が未来で実現したい社会のこと。いち企業が社会を変えるのは難しいことですが、そのくらい実現できるかできないかの絶妙なラインで社会貢献などを宣言したものをビジョンと言います。
ここで、コンビニエンスストアを展開する株式会社ローソンのビジョンをご紹介します!
私たちは”みんなと暮らすマチ”を幸せにします。 |
ローソンは、どの街でも見かけるほどのコンビニエンスストアですが、コンビニエンスストアから幸せな街づくりを提供することで社会貢献したいという想いが込められていますね!
■ミッション
ミッションは日々果たすべき使命のこと。ビジョンで掲げた社会の実現に向けて、経営する上で意識するものです。ミッションをもとに、事業拡大をするなどの舵をとります。
ミッションは、企業がなんのために存在しているのか、という存在意義を社会に宣言したものです。
高島屋グループのミッションをご紹介します!
「いつも、人から。」 タカシマヤグループは、 「人を信じ、人を愛し、人につくす」こころを大切にし、社会に貢献します。 |
駅近に百貨店を構える高島屋グループは、人にフォーカスしたミッションを掲げています。日本を代表する商業施設である高島屋グループは、海外展開を進めています。そんな大企業が大切にしているのが人というのは、どこか親近感が湧く感覚がありますね!
■バリュー
バリューとは、企業が社会に与える価値や強みのこと。事業やサービスの顧客にどのような価値を提供するかという約束でもあります。
バリューは、複数定めている企業が多く、そのすべてがミッションやビジョンの達成につながるように設計されています。
ソニーグループ株式会社のバリューを見てみましょう!
夢と好奇心:夢と好奇心から、未来を拓く。 多様性:多様な人、異なる視点がより良いものをつくる。 高潔さと誠実さ:倫理的で責任ある行動により、ソニーブランドへの信頼に応える。 持続可能性:規律ある事業活動で、ステークホルダーへの責任を果たす。 |
ソニーグループ株式会社では、4つのバリューを掲げて顧客に対してどのような価値を提供するかという宣言をしています。幅広い事業を展開しているソニーグループ株式会社は、これら4つのバリューをもとに事業を進めているということが理解できますね!
バリューとよく似た意味で、クレドという言葉がありますよね!
バリューとクレドの違いは、バリューが企業軸で与えられる価値だとしたら、クレドは社員軸で与えられる価値です。言い換えると、社員に意識してほしい行動指針のことを指します。
ここで、ザ・リッツ・カールトンホテルのクレドをご紹介します!
リッツ・カールトンはお客様への心のこもったおもてなしと快適さを提供することをもっとも大切な使命とこころえています。 私たちは、お客様に心あたたまる、くつろいだ、そして洗練された雰囲気を常にお楽しみいただくために最高のパーソナル・サービスと施設を提供することをお約束します。 リッツ・カールトンでお客様が経験されるもの、それは感覚を満たすここちよさ、満ち足りた幸福感そしてお客様が言葉にされない願望やニーズをも先読みしておこたえするサービスの心です。 |
「ゴールドスタンダード」という企業理念の中に、このようなクレドが掲げられています。お客様に対して最高のおもてなし精神を提供するための行動指針がここに込められていますね!
MVVとキャッチコピーの違い
MVVとは、前項で解説した果たすべき使命(ミッション)、企業の目指す姿(ビジョン)、与えられる価値(バリュー)を表した言葉です。
それではキャッチコピーとはなんのことでしょうか?
キャッチコピーとは、catch「掴む、捕まえる」とcopy「原稿」という単語を組み合わせた和製英語。英語圏では、キャッチフレーズやヘッドラインと呼ぶそうです!
この和訳からは、キャッチコピーとは(心を)掴む原稿という意味が受け取れますが、ビジネスで使われるキャッチコピーとは、(心を)掴む広告文と言えるでしょう。
詳しくは、下記の記事をご覧ください!
ここからは、MVV決め座談会の様子をご紹介します!
ペイクスができるまで
起業したきっかけ
りか
早速ですが、ペイクスを起業したきっかけを改めてみんなに共有お願いします!
田島
ぶっちゃけた話をすると、起業するしかなかったんだよね(笑)
ちー
起業するしかない状況というのは・・・?
田島
前職の会社で経営幹部の一員として、経営方針についての会議に何十回と参加して感じたのは、「会社から求められている仕事と、自分がこの会社でやりたいことって違うなー」っていう違和感だった。
自分のやりたいことっていうのは、もっと企業に入り込んだブランディング・マーケティングをすることだったから、この会社ではできないかもな、と思ったんだよね。
そこで、転職活動を始めて5社くらいと面談もしたんだけど、自分がやりたいことを求めている企業とは出会えなくて、どこへも入社せずに転職活動は辞めたんだよね。
その後も、自分がやりたいブランディング事業はどうしたらできるのかなーって考えてたんだけど、最終的に自分がやりたいことをやるには、起業をすることしか残ってなかった!
Ham
そんな感じで起業を決意できちゃったんですね!
田島
24歳の時にも会社の設立を経験していたから、起業することに抵抗はなかったんだよね!
経営者の想いは素晴らしいのに、その想いを発信できていない、社内に浸透していないという現状を目の当たりにしたり、社外からの企業イメージと実際にはギャップがあったり、とうまくブランディングができていない会社をたくさんみてきた。だからこそ「もったいない魅せ方を改善したい」っていう想いが強かった!
そう思ってからは、設立まで駆け抜けた感じ!
りか
実際に、会社を設立するまでにはいろんな準備が必要ですよね?
田島
設立までの準備期間は、1ヶ月半くらい!
これだけスピーディーにできたのは、前職の頼れる仲間が協力してくれたからなんだよ!
同じ会社ではあったけど、りかがいた部署とは違ったからあまり関わりがなかったかもね!
りか
そうですね!今でもパートナーとして協力してくださっているので、田島さんと前職時代の仲間たちには、本当に良い関係が築けているということを実感します!
ちー
Hamさんとも前職は同じはずですが、実際に会ったのは2〜3回くらい?前職で使っていた社内SNSによくコメントをくれる人っていうイメージがありました!
今も1時間に1回の頻度でTwitterをチェックしてるとか(笑)
Ham
そうだね、SNS依存症かもしれない(笑)
社名・ロゴへのこだわり
田島
ペイクスのパートナーとして一緒に仕事しているデザイナーがロゴやコーポレートサイトを作ってくれたんだよ!
Ham
ペイクスという社名の由来はなんですか?
田島
ペイクスは英語でPayxって表記するよね?
Payは「支払う、払う」の他に「もたらす」っていう意味があって、xは「未来」とか「未知なるもの」のことを表すイニシャルなんだよね。東野圭吾の推理小説で『容疑者Xの献身』とか聞いたことない?
”未知なるもの”に対して価値を”もたらす”会社という意味を込めてペイクスっていう社名にした!
ちー
社名には、そんな意味が込められていたんですね!
ロゴは、何を表しているんですか?
田島
ロゴは、炎を表してる!
火って一般的には赤色で表現されることが多いんだけど、火力が強くなると火は青色になるから、あえて青色で表現した!それと青色には爽やかさや誠実さ、知的なイメージを与える効果があるんだよ!真っ青ではない青色と相性の良い色を探して、鮮やかな黄色を組み合わせたロゴにした!
これも前職仲間のデザイナーにかなり細かくオーダーして作ってもらったんだよ!
キャッチコピー「真価に、進化を_」とは
りか
ペイクスには、「真価に、進化を_」というキャッチコピーがありますが、それはどのようにして決めたんですか?
田島
これはいろんな経営者と話をする中で、社内に浸透していないことや企業のポテンシャルを発揮できていないことを感じて決めた言葉。経営者の想いや企業の潜在的な価値である「真価」をアップデートする「進化」、という同音を組み合わせた渾身のキャッチコピー!
会社のポテンシャルに対して5〜10%の魅力しか出せていない企業が多いんだけど、火事場の馬鹿力という言葉のように、50%、100%まで押し上げる、アップデートするという意味も含まれているんだよ!
りか
ペイクスが社会に貢献できることは、真価に進化を与えること。
「真価に、進化を_」というキャッチコピーを掲げていて、それに基づいて事業が派生しているので、同じニュアンスの言葉がMVVに含まれるイメージですね!
田島
「真価に、進化を_」が企業理念のタイトルみたいなイメージかな!「真価に、進化を_」というキャッチコピーを噛み砕いたようなミッションが思い浮かぶといいね!
ちー
「真価に、進化を_」を噛み砕いたのがミッションかぁ・・・
りか
「進化」というのは、スポットライトを当てるような感じですかね?
企業のポテンシャルである「真価」に・・・。
田島
企業の持つポテンシャルを引き出してアップデートする、社内にいると気づけない魅力ってたくさんあると思うんだよね!そういうところを発掘して、その企業に合った方法や見せ方でPRするお手伝いが得意!という感じにしたい。
Ham
うーん。いきなりだと言葉選びが難しいですね・・・。
次回のMVV座談会までの宿題として、各々がペイクスの事業について感じていることを書き出してこよう!来週みんなで紹介してメンバー内の意識をすり合わせていこうか!
ちー
1週間でじっくり考えられるので良いですね!そうしましょう!
ペイクスが目指す組織とは
りか
最後に、田島さんが理想とする組織について教えてください!
田島
ペイクスは、フラットな組織にしたいと思ってる!
会社ってピラミッドみたいな構造になってるよね。社長がトップにいて、その下に経営陣や管理職がいて、その下に一般社員がいるというヒエラルキーが存在していることが一般的な組織体系。でも、ペイクスはピラミッド型の組織ではなく、自分含めて横一列で並んでいるような組織にしたい。
りか
日本の会社では、年功序列制の組織が多いので、本当の意味でのフラットな組織ってなかなか無いように感じますね。
田島
社長と名乗らないのも、この組織づくりにつながる意識があるんだよね。
会社を設立した人が必ずしも会社の中で一番偉いわけではない、と思ってる。社員も同じで、10年勤めてる社員と新入社員でも、どっちの立場が上だとか、偉いとかではないかな。
そんなヒエラルキーに縛られないフラットな組織が理想!それぞれの得意分野を社内全体で把握して、案件があった際に適任者をアサインするイメージ。
ただ、案件を進行するには、誰が責任とるかを決めておく必要があるよね。もちろん会社全体の責任は俺がとる。
案件ごとに責任者(リーダー)を決めていくけど、それは役職や勤続年数では決めないってことね。
ちー
この先、新入社員が増えていった時にも、この意識を浸透させていくための努力が必要ですね!
少なくとも、今在籍しているメンバーは設立1年目に入社した同期のようなもので、上下関係もあまり意識はしていないですが、新入社員が入った時にいかに馴染んでもらうかが課題になりそうです!
Ham
そうだね!
ペイクス1期のメンバーは年齢も経歴もさまざまだけど、業務上の上下関係はないね!
もちろん他人同士だから一般的な礼儀は社会人として最低限必要なことだけど、年上だから、社会人の先輩だから、という遠慮はする必要がない組織を作っていきたいね!
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今回はここまで!
MVV決め座談会 vol.1はいかがでしたか?
第1回目の座談会からアツい内容が聞けちゃいました!
初期メンバーである3人も知らなかったことが代表から共有された衝撃的な座談会でした!
vol.2では、メンバーがペイクスの事業について感じていることを書き出す宿題を紹介するところから、ついにミッションを考え始めるところまでをご紹介しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
これからのペイクスを一緒に盛り上げてくれる仲間を募集しています!
チートしながら、楽しく一緒に働きませんか?
当社に入社すると、イイコト盛りだくさん!
もっと話が聞きたい!興味がわいた!という方は、お気軽にエントリーをお待ちしています。ご希望であれば選考からではなく、まずは一緒に下北沢でランチをしましょう!