みなさん、こんにちはー!
どんです!
前回、元市役所職員からベンチャー企業という異例な転職について座談会の様子を紹介しましたが(詳細はこちら>>)
今回は、私が転職したことで気づいたことや公務員への思いを熱く熱く語らせてもらいました!
この熱い思い、届け・・・!
目次
世の中のイメージを払拭したい!
どん
公務員のイメージって、定時に帰れる、融通がきかない、安定している、真面目・・・とか言われることが多いのですが、「実際は違うのに!」とずっと思ってきたんですよね。
Ham
僕らはどんさんの話を聞いて少しイメージが変わったけど・・・
ぴー
私も公務員は安定かつ給料も高いと思っていたけど・・・どんちゃんから初任給の額を聞いてびっくりしたのをすごく覚えている!
ちー
私はやっぱり真面目なイメージが強いかも。窓口の人もマニュアル通りの対応で淡々と対応している印象がありますね。
どん
うんうん。公務員はこうあるべきだ!みたいなプレッシャーが意外と重荷だったんだよね。真面目でいなきゃいけない・・・ってね。
りか
市役所って仕事の合間をぬって時間がない状態で行くことが多いのに、なぜか住民票を1部発行するだけですごく待たされる場所という印象があります(笑)
Ham
すごいわかる(笑)働いているのに悪いイメージが強くて良く思われないのは残念だよね。
どん
そうなんですよね・・・。イメージが先行してしまうのはどうしてだろう?と10年間考えていたんです(笑)
地方自治体こそ採用広報!
どん
ペイクスに入社してはじめて”採用広報”を知りました。
どん
「社内を良く魅せるのではなくて、よ〜く見せることが大事」という説明を聞いて、まさにそれだ!!!と思ったんです!
ぴー
そのとき、どんちゃんの頭の上に電球が見えた!
どん
市役所こそ、内部をよ〜く見せるべきでは!!!と思ったんです。
ちー
たしかに!採用はもちろん、市民の方にも市役所のことをよく知ってもらうこともできますね!
どん
私が入庁した当時は、募集要項も文字のみ、市役所へ行く機会も住民票もらう程度だったので、具体的に自分が働く姿が想像できないまま配属の日を迎えたんですよね。
Ham
公務員っていうネームバリューがあるから何もしなくても応募が来ますもんね・・・
りか
でも、それだと実際に働いてみて「思ってたのと違う」と感じることも多いですよね?
どん
そうだね。私は最初、総務部へ配属だったので市民との関わりがほとんどないことに驚いたね。同期の中には、児童館に配属になって初日からジャージを着て子どもたちと遊ぶのが仕事っていう子も居て「思ってたのと違いすぎる」と実際に言っていたよ。
ぴー
それはびっくりだね〜私だったら次の日から行かないかもしれない(笑)
どん
そんな仕事があることは何となく知っていても、なかなか自分が働いてる姿を想像するのって難しいよね。
ちー
そこで年代が近い先輩が働いてる姿を見れたり、話が聞けるとイメージしやすいですよね!
どん
同期や後輩でも、すぐに辞める人は居なかったけど、配属が決まって「これからどうしよう〜」とか不安になったりモチベーションが下がったりしている人も多かったんですよね。せっかくここを選んでエントリーして採用したのに、もったいないなぁって思ってました。
りか
それはもったいない!働いてる人や職場の様子をよく見せた方が良いですね!
どん
市役所の様子をよく見せることで、エントリーを考えている人が実際に働くイメージが湧きやすくなって、入庁後のギャップも減る!モチベーション高く活躍できる人材が加わってくれれば、内部の雰囲気も変わっていくと思うんですよね!
勝手に提案します!こんな採用広報はどうですか?
どん
ということで、元職員の私からお悩み別に提案をしてみようと思います!
内定辞退が多い、早期離職もちらほら・・・
採用ページに職員の働き方や日常が見える記事を定期的にアップしてみる!
たとえば・・・
・自治体ならではの福利厚生の紹介
(例:福利厚生「チート×チート」の紹介)
・入社1年目〇〇課の職員の1日
(例:フルリモートで働く社員の1日)
・管理職の1日に密着
・育休産休から復帰し時短勤務のママさん職員の1日
・おしゃれ職員スナップ
・みんなのお昼ご飯を紹介
どん
職員向けの広報誌を作成していたりコンテンツがある自治体も多いと思うのでその内容をそのまま採用ページへアップするだけで良いと思います。近隣の自治体との違いをアピールし「公務員になりたい!」ではなく「ここで働きたい!」といったエントリーを増やしたいですね!
そもそも応募数が少ない
広報とタッグを組み自治体の特徴、強みをSNSを活用して発信!
たとえば・・・
・引越し費用の助成や家賃補助などについて
・地元就職やUターン、移住などのメリット
・地域プロジェクトを立ち上げるお知らせ
ホームページや広告を見てもらいたい世代へ向けたデザインにするのも大事!
どん
プロジェクトの立ち上げ、新規事業に関われることをアピールすることで常に新しいことをしたいと考える人たちから応募がくるかもしれません。安定した環境で新規事業の立ち上げに関わる経験ができるなんて最高だと思います・・・!
職員のモチベーション低下を感じている
採用ページに、職員へインタビューし職員紹介を掲載する!
たとえば・・・
・所属、仕事の内容
・1日のルーティーン
・入庁のきっかけや経歴
・やりがい、うれしかったこと
・趣味や休日の過ごし方
どん
入庁後のモチベーションを保つことは私も正直難しく感じていました。職員へインタビュー形式をとることで、仕事への思いや将来について気持ちを再確認することができ、モチベーションのアップが期待できます。同じ職場でも名前すら知らない人も多いので採用広報かつ職員向けに作っていくのもありだと思います。
採用広報をするとメリットがたくさん!
ちー
一般企業とは違うイメージだったんですけど採用広報に関しては変わらず活用できそうですね!
ぴー
なんなら会社よりも、メリットがたくさん!
どん
中をよく見せるだけで、良いことばっかりだよね!
Ham
まず、この自治体で働きたいっていう熱意をもった人が応募してきてくれますね!
どん
そうすると既存職員のモチベーションも上がって、市民サービスの向上にもつながると思うんです!
りか
採用広報を運用すれば、なんとなくで応募してくる人は減るはずです!
どん
やっぱりここで働きたいと思う人に、熱意を持って仕事してほしいなと市民としても思うよね。
ぴー
職員紹介とかは、既存職員のためにもなって一石二鳥だしね!
どん
全体的に風通しがよくなって職場の雰囲気もよくなればいいなぁって思うよ・・・!
採用だけじゃない!採用広報がもたらす効果
Ham
採用だけでなくて自治体だと他にもいろんなところで効果がありそうだね。
どん
そうなんですよ!その可能性を考えたらわくわくが止まりませんよ!
ちー
どんな効果がありそうですか?
どん
職員が実際に働く姿や、仕事への思いを発信することで地元の学生や市民団体の目に止まって、こんなこと一緒にできるんじゃないか?とか、その思いに共感してくれることで関わりが活発に!
りか
おぉ!職員側から声をかけるだけじゃないと幅も広がって新しい企画がたくさん生まれそう・・・!
ぴー
手続きに時間がかかったりするのも、実際にどんな仕事を毎日しているのかを市民が知ることができれば不満に思わないよね。
どん
そうだよね!けしてサボっているわけではないんだけど、何になんでこんなに時間がかかるのかが分かれば理解してもらえると思うんだよね。これだけでクレームだって減ると思うんだよ!
Ham
市民的にも地元をよく知っている人の方が親身になって対応してくれる気がするよね。
どん
そうですよね。市民目線で対応することで、より地域に密着した市民サービスを提供できると思うんですよね。地元の若者たちが、地元で就職してくれることで人口減少や高齢化にも繋がることも無くもないかも、なんて・・・!
地方自治体×ペイクス
ぴー
どんちゃん目がキラキラしてるね!勢いが止まらないねー!
どん
みんな私のこの熱い思いを聞いてくれてありがとう!たくさん話してスッキリしたよ(笑)
ちー
私たちも何か地方自治体のお手伝いができたらしたいですね。
どん
妄想だけでなく、実際に力になれたら嬉しいなー!夢だなー!
りか
そうですね!地方創生に絡めて、盛り上げていきたいですね・・・!
ちー
Twitterの運用支援とかでもお手伝いできそうですね!
Ham
ホームページのリニューアルなんかもぜひお任せください!
どん
色んなところでお手伝いできる気がしてきましたね。
ぴー
日本全国、色んな地域の自治体と仕事ができたら面白そうだね!
最後に・・・
在職中に思っていたけど実現できなかった「もっとこうしたらいいのになぁ」を、ペイクスでなら実現できる。そんな気がしています。元職員としてできることをこれからも探していき、地方自治体を一緒に盛り上げて行きたいと思っています!
とはいえ、予算の関係などもあって、新しいアクションを起こすのはなかなか難しいと思います。が、内部の事情を理解している私なら、より具体的かつ最適なご提案ができるかなと考えています。「話を聞いてみたい」「相談にのってほしい!」だけでも構いません。ぜひお気軽にお問合せください!