採用広報の始め方と期待される効果


働き手の不足による人材獲得競争が激化する中、それに比例して採用広報の重要度は増しています。そのため採用広報を採用活動に取り入れることは、もはや定番となったと言えるでしょう。

しかし、採用広報を取り入れようとしても、手法や効果が明確になっていなければうまく活用することは出来ません。

今回は採用広報の手法と効果について解説し、それらの疑問を解消していきます。

採用広報は「求職者へ会社の情報を伝える」こと

採用広報は「求職者へ情報を伝える」こと


そもそも採用広報は何のためにおこなうのでしょうか。

その一番の目的は、「求職者へ情報を伝えること」にあります。これまでの採用手法では、求人媒体に求人票を掲載するだけという「待ちの採用」でした。

しかし、働き手の不足や働き方改革による人材獲得競争の激化は、採用手法にも大きな変化をもたらしました。

具体的にはオウンドメディアやSNSを利用したマーケティング面を導入したことによる「攻めの採用」への変化です。

そのためいかに求職者に自社の情報を伝えるかがポイントになりました。しかし、ただ闇雲に情報を発信しても意味がありません。

どのような人材に、どのような情報を発信するのかが非常に大きな重要度を占めます。今回は「採用したい人材像を明確にする」「ターゲットとなる人材のニーズを把握する」の2つを解説していきます。

採用したい人材像を明確にする

採用広報を始めるには、まずは採用したい人材像を明確にすることが必要です。これがしっかりと定まっていないと、発信する内容もピントが定まらないものになります。

例えば、コミュニケーション能力が高い人を採用したいのに、事務能力の高さについて発信していてもピントがずれてしまっています。

そうなってしまえば本当に採用したい人材を採用することは出来ません。そのためまずはしっかりと採用したい人材像を明確にしておきましょう。

人材像を明確にするために有効なものが「ペルソナ設計」です。ペルソナ設計はもともともマーケティング業界で使われていた手法ですが、最近ではそれを採用業界でも利用するようになってきました。

ペルソナ設計と聞くと、なんとなく難しそうですが、実際にはそれほど難しくはありません。氏名や年齢、性別、家族構成、趣味、嗜好性、将来の目標など、様々な項目について一つずつ決めていくだけです。

そして最終的にそれらをまとめ、一人の空想上の人物を作り上げます。そうして出来上がるのがペルソナ像であり、採用したい人材の具体的なものになります。

ペルソナ設計をする際に重要なことは、他部署も巻き込むということです。

採用担当者だけで考えると偏った内容になってしまう可能性もあるため、実際に採用を欠ける部署の担当者や他の部署の担当者も巻き込むことで、より具体的な人材を設計する事ができます。

ターゲットとなる人材のニーズを把握する

ルソナ設計により、採用したい人材像が明確になったら、そのターゲットのニーズを把握するようにしましょう。

ターゲットが明確になっても、その人物が求めるであろう情報を発信しなければ、情報の無駄打ちになってしまいます。そのためその人材のニーズを把握する必要があります。

しかし、実際にどのようなニーズがあるのかをヒアリングすることはできないため、ペルソナ設計によって決めた内容をもとに、どのような情報を求めるのかを想像していきます。

その他にもその設計した人材に近い人物を探し、インターネットで検索していくことも可能です。そうした方法により、的確なニーズを把握していきましょう。

Web上での採用広報活動

Web上での採用広報活動


採用広報はWeb上でおこなうことがほとんどです。

そのため担当者は様々なツールを使いこなすことが大切です。

いくつもあるツールの中から、今回はSNS、自社コーポレートサイト、求人媒体の情報掲載欄を紹介します。

SNS(Twitter、Facebook、Instagram)

まずはTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSです。

最近では採用活動ではもちろんですが、マーケティングなど様々な分野で活用されています。そのため元々は若いユーザーが多かったのですが、最近では老若男女問わず、様々な世代が活用しています。

認知度も上がり、多くの企業が利用を始めたことにより、求職者も情報収集に活用することが当たり前になってきました。

そのためこれらのSNSを通じて情報を発信し、多くの求職者に見てもらうことが大切です。

自社コーポレートサイト

次に自社コーポレートサイトです。

これまで採用活動では、求人媒体に求人票を掲載することが一般的でしたが、規定のフォーマットがあったり、載せられない情報があるなど、企業としては不満もありました。

しかし、自社コーポレートサイトであれば規制もなく、文字も写真もすべて自由です。そのため自社が求める人材に対し、より多くの情報を届けられる様になりました。

求人媒体の情報掲載欄

最後に求人媒体の情報掲載欄です。

これまでほとんどの採用活動を担ってきた媒体なので、担当者であれば一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

媒体ごとにフォーマットが決まっていたり、掲載できる情報に制限があったりしました。

そのため自社コーポレートサイトを利用する企業が増えていますが、求人媒体はその圧倒的な知名度とSEOの強さがあります。そのためまだ知名度の高くない企業の場合、求人媒体を利用するのも重要です。

採用広報を実施するメリット

採用広報を実施するメリット


採用広報を実施するメリットはいくつもあります。

特に「採用コストの削減」「企業ブランディングの対策」「社内の活性化」が大きなメリットと言えます。一つずつ解説していきます。

採用コストの削減

まずは採用コストの削減です。採用には多くのコストがかかりますが、その一つが求人掲載料です。これまで求人媒体に求人票の掲載をすることが多く、そこに多額の費用をかけてきました。

しかし、採用広報により自社メディアを強化することで、そのコストを削減することができます。それで得られた予算を教育費や他の事業に充てる企業も増えています。

企業ブランディングの対策

次に企業ブランディングの対策です。採用広報をおこなうことにより、企業のブランド力が上がります。

採用広報により、自社の強みや魅力を発信することにより、採用面だけでなく、企業全体のブランド力の強化につながるため、結果として大きなメリットをもたらします。

ブランディングは時間もかかり、難易度も高いですが、採用活動は常時おこなう企業も多いため、ブランディングもおこないやすくなります。

社内の活性化

最後に社内の活性化です。採用広報により、自社のブランド力が向上することにより、既存の社員のモチベーションも高まります。

また、自社のニーズにマッチした人材が入社することにより、社内の空気感に新鮮さが加わります。それらにより社内が活性化されるというメリットがあります。

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ブランディング事業を展開する株式会社ペイクスが、採用における内定承諾率、カルチャーマッチ、早期離職等のお悩みをもつ企業向けに、採用広報のストーリー制作を代行するサービスとしてリリースしたものです。

企業の”ストーリーに共感する人=ファン”をつくることで、内定承諾率の向上・離職率の減少を目指すことができるため、自社の採用広報に取り入れると良いでしょう。

松尾優希

松尾優希

片田舎に住むマーケティングディレクターであり2児の父。スーパー戦隊シリーズとウルトラマンシリーズ、ウイイレ、無双シリーズが大好き。カフェインとカロリーが好物。

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